
小心者の皆さん、自分は営業に向いているのかと悩んでいませんか?
- 返しが下手で怒られてばかり
- 怒られると凹んで営業を辞めたくなる
- 心配性なので客先対応の不安がつきまとう
”元気にハキハキと”が営業の基本だけど心配性でそれどこじゃないです~
何が心配かって上司とお客さんに怒られないかですよ(泣)
怒られると本当に凹む。
今すぐにでも営業を辞めたいと思います。


ちょっと待って~
営業って売れた時や自分のアイデアが通った時、めっちゃ嬉しくなるんですよ~
営業の喜びを感じると続けていて良かったって絶対に思います。
ま、でも小心者だとそんなの雲の上の話って思いますよね?

実はそんなことないんですよ。
小心者は心配性なのでこの性格を活用しましょう~
知ってましたか?心配症ってメチャクチャ先読み力に優れているんですよ♪
先読み力とは相手の考えていることを察して準備しておくスキル!

先読みができると怒られる回数が減ります。
この記事で分かること
・小心者だからできる先読み力で営業の不安を克服する方法
・先読みをする時に気を付ける3つのポイント
初めて先読み力を聞く人でもあなたが持っている心配性と組み合わせればすぐできる。
相手から「よく考えている」と言われるようになり営業として自信が持てます♪
1.【小心者は営業が適職】先読み力の意味と使いこなすための思考例

小心者は営業向き?と質問されたら私は100%イエスと回答!
元気にハキハキと!じゃなくても先読み力があれば十分に勝負できます。
先読み力の意味と心配性のあなただから発揮できる理由をご説明します。
1-1. 先読み力ってなに?
先読み力とは”この先に起こりえるできごとや相手の言動を考えるスキル!
学校の勉強とはまったく関係なく、練習すればあなたでも身に付きます。
特に心配性の小心者はいつも不安を感じているので先読みがしやすいのです。
「〇〇が不安!どうすれば回避できるか?」この考え方です。

ゲームで強い敵を倒す時には攻撃してくる技を分析して対処を考えますよね?
考え方はコレと全く同じです。
基本はこの3つの流れですが一番重要なのは相手の質問を予測すること!
経験を積めば高い精度で相手の考えていることを予測できるようになります。
一番の練習は相手の話を聞いている時に質問を考えること!
そしてどんな回答なら自分が納得するかを考えてみましょう。

人の話・テレビ・ラジオ・つり革広告などから質問を考えてみましょう。
継続していると先読み力の他に、質問力と説得力を養われます♪
1-2. 営業の先読み力の活用例
営業において具体的にどのような場面で先読み力を活用できるかをご紹介
もしあなたが客先の購買担当に商品説明をした場合の例を下記にご説明します。
訪問前に聞かれそうな質問を先読みし、自社のメリットを納得してもらえる回答を準備!
これができると心配性が克服できて自分の営業スタイルに自信が持てるようになります。

場数を踏むと相手の部署や立場に応じて聞いてくる内容が分かってきます。
要するに先読みしやすくなるということです。

正直ベテランでも100%相手に突っ込まれない先読み力をつけるのは困難です。
もし予測していなかった質問が来たら必ず自分の知識と経験に取り入れることも大切!
最終目的は相手の要望や疑問に答えて納得してもらうこと
なので先読み力が付けば説明力を向上させることにもつながります。

究極は「もうあなたに質問することは何もない!買います。」と言ってもらうこと。
1-3. ゴールを見据えたストーリを作る
営業の最終目的は”売ること”なのでブレないストーリー作りが必要
購入に対する疑問や不安が取り除かれて注文に近づく先読みをしましょう。
話が遠回りになり客先の興味が薄れてしまうとせっかくの商機を失ってしまう
興味のキーポイントを掴んで先読みし、クリアになれば購入すること間違いなし!

コレを答えれば相手の購入意識が高まる!と思う先読みを考えて見よう。
気を付けることは購入から遠のいてしまう先読みをしてしまうことです。
話が長くなり先読みできたことに満足してしまい商品を売ることを忘れてしまいがちです。
1-4. 全体のスケジュールを予測
客先アポが決まったらゴールまでのスケジュールを予測しておきましょう。
それぞれの工程で必要となるキーワードがあるのでイメージして回答を準備!
聞かれた時にパッと答えられると商談がスムーズになり好印象に感じてもらえます。
ゴール(注文)までを自分で導くつもりでコントロールしてみましょう。


実際にはもう少し複雑だと思うので皆さんに合った工程を書き出してみて下さい。
先読みできると会話の流れを操ることができるのでクロージングまで最短ルートでたどり着けます。
スケジュール作りと自分の流れに持ってゆく先読み力をぜひ習慣にしましょう。
1-5. 苦手なことは必ず聞かれる
小心者は気が弱いので苦手なことから逃げようとする傾向がある!
でもあなたの苦手は相手にとって大切な場合が多いので絶対突っ込まれると想定!
どんなことを聞かれるかは既に皆さんは想像がつくかも知れませんね。
今まで苦手を避けてきた理由・今後どうしてゆくかを考えておきましょう。
相手はあなたが今まで逃げて来たことを聞いてきます。
言い訳せず素直に答えるのが最善策です♪

相手によい顔を見せたいのでその場で調子がいいことを言ってしまうことありますよね?
結局やらずに相手に突っ込まれてしまう「苦手なこと」になってしまうのはあるある。
この場合は”待ち”ではなく自ら懐に飛び込むと相手の怒りが半減します。
小心者は先読みが得意なので自分の苦手は早く告白してスッキリしましょう。

自分の苦手部分を伝えることで”困難から逃げない人”と思われます!
2.【先読み力の注意点】やり過ぎは相手のためにならない3つの理由

気弱で臆病な分、小心者は先読みが得意なのでどんどん活用してしまいがち。
でもどんどん使えばよいかと言うと、実はそうではないのです。
先読みのやり過ぎはあなたの心象を悪くしてしまう3つの理由をご紹介

先読みすべき所、しない所の見極めをしましょう。
2-1. 先読みは3歩先までにすること
得意な先読みを使いたい気持ちは分かりますが3歩先までに留めましょう。
でも、読めるだけ読んだ方がいいのではないかって思いますよね?
理由は100%人の心を読むのは不可能だからです。
先読みが外れると小心者は急に気弱になりてんやわんやになってしまいます。
小心者はアドリブが苦手~

慣れてくれば先読みも3歩先までなら短時間でできるようになります。
3歩先まで先読みができて当たっていれば大したものです。
精度の良い先読みができれば商談もクロージングに近づけることができる。
3歩先まで相手の気持ちを精度よく考えることに集中しましょう。
2-2. ネガティブなループに入らないこと
皆さんもご存じの通り小心者は基本ネガティブ思考!
ネガティブ思考のまま先読みを続けてしまうと良い結末を迎えられません。
必ずどこかでプラス思考に転じる発想が必要なので絶対忘れないようにしましょう。
先読みは成功に導くために活用すべきなのでネガティブなループにならないように!
ネガティブループで先読みをすれば自ずと結末は悪いものに・・・

この流れを変えるにはミスの理由を正直に答え再発防止策を述べること。
上司が納得する返しを考えるのがプラスに転じさせる先読み力!
ポイントやタイミングを逃してしまうと後戻りできなくなるので要注意
ネガティブな先読みは最初の一歩だけですぐプラスに転じるアイデアを意識しよう。

〇〇の悪状況を好転させるには・・・
と考える癖を付けましょう。
2-3. 先読みはアピールし過ぎない
早く悪状況を脱したいので自分からどんどん先読みをアピールし過ぎるのはNG
相手の言おうとしていることを全部述べてしまうと「めんどくさい人」と思われる。
相手が聞いてきたら心の中で「やっぱり来たか」とガッツポーズをするようにしましょう。
的確な返しをすれば相手は納得するので聞かれるまで先読みした予測は心の中で我慢♪

先読みをアピールし過ぎる例はこんな感じ!
逆に皆さんが相手にこんなこと言われたらちょっとイラっとしませんか?
うるさいなぁとかめんどくさいって思ってしまいますよね。
そう思われないためにも先読みのアピールし過ぎには要注意!
小心者は先読みが得意ですが、あくまでも謙虚な姿勢を心がけましょう。

自分の先読みが合っていたらアピールせずに心の中でガッツポーズ
【小心者は営業が適職】まとめ
- 小心者は先読み上手なので営業が適職
- 相手の質問を予測して答えを準備
- 適正に使えばコミュニケーションが円滑に!
営業に自信のない小心者!相手の立場になって考えると不安が取り除けます。
相手の気持ちに寄り添ってためになる対応ができれば相手から重宝されます。
自分の発言に対して相手はどう思うか?自問自答するとヒントになります。
その場でパッと答えられると仕事ができる人だと思われます。
100%完全なる先読みはできないので臆さず場数を踏むことが大切です。
相手の本質を掴む習慣を付ければ少しずつ先読みの精度が上がって行きますよ!